IBJ加盟の結婚相談所では、マッチング・ラボというシステムを利用することができます。

マッチング・ラボとは何か? ディグラム性格診断をもとに相性の良さでマッチングをすることです。

ディグラム性格診断とは何か? エゴグラムという性格診断をベースに、十数万件のデータからパターン分析をして性格診断をするものです。

エゴグラムとは何か? 親(父親的、母親的)・大人・子供(自由な心、従順)の5つの「自我状態」をグラフ化して表したものです。

自我状態とは何か? 子供の頃からの経験によって形作られたその人の個性や性格のことです。

エゴグラムの方法は、5つの自我状態に関するいくつかの質問に答え、グラフにしていきます。自分の個性や性格を見える化できるため、自分を望む方向に変えていくための指標になります。今の自分をより成長させ、他人との関係や交流を改善するなどの目的で使います。

エゴグラムは心理学の「交流分析」がベースになっています。交流分析とは、米国の精神科医エリック・バーン氏が創始者で「互いに反応し合っている人々の間で行われる交流を分析する」というものです。

その反応パターンを5つの自我状態で表現しています。

5つの自我状態の高い低いが、その人の個性や性格となります。

性格や個性は、十人十色、一人ひとり違います。私達は、同じ場面に遭遇しても異なった捉え方をしますね。

例えば

男子大学生5人グループで、USJのアトラクション、フライングダイナソーに乗るために順番を待っていたとします。

A君「フライング系(下向きに乗る)のアトラクションでは、世界最長かつ世界最大の高低差なんだって」

B君「わー、楽しみだな、最高! C君、お前も楽しみだろ?」

C君「う、うーん、まぁな(実は絶叫系は苦手で恐怖を感じているが言えない)」

D君「B君、さっきまで、あんなに疲れてたよな、そんなにはしゃいで大丈夫か?」

E君「おいおい、列からはみ出てるぜ、ちゃんと並べよ」

何気ない普通の会話ですが、5つの特徴を分かりやすく会話で表現してみました。

アトラクションの絶叫マシンである「フライングダイナソー」に乗るために並んでいる状況は5人共に同じですが、それぞれ性格や個性が出ています。

5つの自我状態に、親、大人、子供といった表現が使用されていますが、大人になっても子供らしさの一面を持ち合わせていますし、親になっても厳しさが低い方もいらっしゃいます。それぞれの個性、性格と捉えて下さい。

先程の会話の例から当てはめて簡単に説明すると

A君 大人の自我状態であり、理論的に判断します。

B君 子供の自我状態で、天真爛漫で大はしゃぎ。感情表現が素直です。

C君 子供の自我状態のなかで従順さが強く出ていて、感情表現が苦手。周りに合わせるので、協調性があります。

D君 親の自我状態で、お世話をする優しい母親的な一面が出ています。

E君 親の自我状態で、厳しく規則を重んじる父親的な一面が出ています。

エゴグラムは、自我状態をグラフ化しますが、グラフの数値が高ければ強く、低ければ弱いということを表しているだけで、個性や性格の良い悪いではありません。

マッチング・ラボは、エゴグラムと、十数万件のデータから分析したものを婚活向けに、ディグラムとして相性を見ていきます。

それぞれ高い低いといった特徴がありますので、あまりに高い部分や低い部分が違うと合わないのは一目瞭然。

例えば、先ほどの例からすると厳しく規則を重んじる部分が高い男性と、天真爛漫で「うわー」とはしゃぐことが多い(子供の特徴が高く、規則を重んじる特徴が低い)女性とでは、いつも喧嘩ばかりになってしまうのではないでしょうか?

自我状態のどの部分がどの位の高さかといった、双方のバランスが重要です。

先程の規則を重んじる男性と天真爛漫な女性から、バランスという点で見ていきましょう。

男性が規則を重んじる時はあるもののいつもではなく「まぁまぁこれくらいいいんじゃない」という面もあり、天真爛漫な女性も「はしゃいでいい状況か?」を見ながらはしゃぐ方だと、一緒に楽しめますよね。

それを見ていくのが、マッチング・ラボです。

結婚は生活を共に行っていくのですから価値観や相性はとても重要です。

婚活をしながら、じっくり結婚を考えて、素敵なお相手との出会いを求め活動していくのが結婚相談所です。    (by ISA)