仲良し夫婦研究家のAKI(夫)です。「ありのままの自分でいられるパートナーシップ」を夫婦でお手伝いしております。
本日は、「ワクワクしてやってきたこと」がいつの間にか「やらねば」に変わってしまう、そうならないためにはどうしたらよいだろうか、という話です。
AKI
「ワクワクしてやってきたこと」がいつの間にか「やらねば」に変わってしまうんだよね。
そう。例えば?
ISA
AKI
例えば、今、シュタイナーさんの本を読んでいるんだけど、難しくて時間がかかるから、毎週、3時間は読もうと決めてるんだよね。でも読めなかったりすると「あー、今週は計画通りには読めなかったー」といって自分を責めたりするのね。いつの間にか「読みたい」が「読まなければ」に変わってるんだよね。
そういうことね。
ISA
AKI
これって、仕事モードの発想だと思うのね。仕事って、目標と段取りを決めてから進めるでしょ。休日の趣味もそれと同じやり方になってしまうんだよね。無意識でやっているから、しょうが無いと言えばしょうが無いんだけどね。
無意識にやってしまうことってあるよね。そんなに自分を責めないでね。
ISA
AKI
どうしたらいいかね。
心に聴いてみるといいのかな?
ISA
AKI
心に聴くって?
その時々で「今、何したい?」って心に聴いてみるといいよね。例えば、読書の時間と決めていたとしても「今、読書したい?」って心に聴いてみるの。その時に「音楽を聴きたい」という感覚が湧いてきたら音楽を聴くのよ。
ISA
AKI
ということは計画は立てない方がよいということ?
計画は立ててもよいとは思うけど、あまり緻密には立てない方がよいかもね。
ISA
AKI
なるほど。趣味においては計画はアバウトには立てるけど、実際はその都度、自分の心に「その時にやりたいこと」を聴くのね。
そうそう。
ISA
AKI
もう一つ悩ましいのは、計画通りにできなかった自分をつい責めてしまうことね。
そうね。
ISA
AKI
これも仕事モードの影響だと思うのね。仕事って、振り返りを行うじゃない。振り返ることで、次回に向けた改善を図っていくじゃない。そのクセが無意識に出てくるのね。
そうね。これも無意識だものね。
ISA
AKI
どうしたものかね。
自分を責めることって「心のブロック」が関係してるのかも。
ISA
AKI
やっぱり「心のブロック」かぁ。
そうそう。早めに手放していきたいね。
ISA
AKI
「てばなす」って漢字にすると「手離す」と「手放す」があるけど、「手放す」の方だよね。例えば、「目標と段取りを考える」というのは、仕事では必要になるけど、趣味の場合はほどほどにってことじゃない。時と場合によって「目標と段取りはきちんと立てるもの」という信念を使ったり使わなかったりということだよね。いつも無意識に行ってしまうのは、ずっとその信念を握り締めていることであり、その握り締めた手を緩めて放すということだよね。だから「手放す」の方ね。
そうだよね。
ISA
by AKI