我が妻、伊左代さんは、とても褒め上手です。

たまに食器洗いをしたり、洗濯をしたりすると必ず「ありがとう」と言ってくれます。そう言われると嬉しくなって、頼まれてもいないのに、自ら食器洗いや洗濯をするようになり、今度は「すごーい!」と言って褒めてくれます。そう言われるともっと嬉しくなります。

世間では、若いご夫婦は共働きで家事は役割分担というところが増えていますが、まだまだ家事は女性がやるものという観念が日本にはあると思います。女性も働いていますので、夫に家事を依頼しても、やって当たり前、自分はもっとやっているとの思いが出てくると思います。夫の方は、なんの労いもないと、やってあげているのにという思いが出てきます。
しかし、ここは考えどころです。一言、妻が「ありがとう」とか「すごーい」と言うだけで、夫はもっとやってくれるようになり、妻は楽になりますし、夫も嬉しくなります。たった一言言うだけです。

男性は承認欲求の塊ですので、これを上手く使わない手はありません。男性は女性に褒めてもらうことが最高の喜びですので女性は上手く活用しましょう。

男性を褒めるのは、結婚生活だけではなく、婚活にも役立ちます。お付き合いしている時にも、男性の話を聴いて「へー、すごーい」と誉めると、男性は嬉しくなりますので、好感を持たれます。本当に「すごーい」と思わないと、相手に響きませんので、本当に「すごーい」ところを探すようになります。お相手の欠点ではなく、素敵なところを見つけることに繋がります。

「すごーい」というだけで、素敵なお相手を見つけ、そして好感を持たれる。
そして結婚したら、夫を掌の上で転がす(笑)。

男性からしても、掌の上で転がされるのもまんざら悪いものではありませんよ。

by AKI