前回は、自信について自分の感覚で決めていくお話を致しました。(詳しくは、こちら)
自分の感覚で自分で決める習慣がついてきたら、少しずつ動き始めることができます。
動き始めて上手くいかない時があっても焦らずに、落ち着いて。(^^)
例えば、女性のほうから勇気を持ってお見合いを申し込んで成立しましたが、お見合いの後、お断りの返事が来てしまったような場合・・・
この後が、大切ですね。
もし、上手くいかない状況になって落ち込んでしまったら、無意識に呪文のように自分に語りかけている否定的な言葉がないか、チェックして下さいね。
「私って、やっぱりダメ」「情けない」「無理だわ」など
これは、親、多くは母親の否定的な言葉や態度など、親との関わりから受け取ってしまったメッセージなのです。
子供が失敗する前に「無理だからやめときなさい」と先に親が規制した場合、気付かない間に、子供は「私はダメ。私には無理」のメッセージだけを受け取り、何がダメなのかを理解しないまま「自分は、何をやってもダメなんだ」と思ってしまいます。親は、良かれと思って言ったのですが、ほとんど子供の助けにはならず子供の心を傷つけてしまうことが多いのです。
親御さんも子供の頃に、同じように傷つき解放されていないだけであって、全く悪気はありませんのでお許しを。
その呪文に気付くと少し時間は必要ですが、解放していくことができます。無意識だと、ただ嫌な感情だけになってしまいますが、無意識から意識化できれば事実と違っていることを冷静に整理していくことができます。整理されてくると解放されていくのです。無意識レベルでの「親からの自立」の時です。
先程の例から「私ってダメだわ」と言ってることに気付いたら
「何がダメなのかな」と、自分に優しーく聞いていきます。「お見合いは、どんな風だった?」と大切な振り返りの時間です。
「あまり、会話が弾まなかったかなぁ。相手の方は、サッカー観戦が趣味って言ってたけど、そうですか・・・で終わっちゃったなぁ」
「そうだわ。世間で話題になっているとはいえ、自分があまり知らない話は聞けばいいんだわ。次回のお見合いでは、自分にあまり興味がないお話では、焦らず『どんなところが楽しいですか?教えていただけますか?』と聞いてみよう。きっと相手の方は、好きなことだからいろいろ話して下さるわ」といった感じでの振り返りです。
そうなのです。「ダメ」って言ってしまうと止まってしまい改善策が見えないので、無意識の呪文を意識化し、冷静になってゆっくり振り替えってみましょう。毎回じっくり見ていくと、必ず次へ進むためのヒントが見つかります。(^^)
by ISA