これからの時代を生きるキーワードは「こひしたふわよ」なのかもしれません。スピリチュアルカウンセラーの並木良和さんが仰っているお言葉で、意味をお伝えすると

こ・・・心地良い
ひ・・・惹かれる
し・・・しっくりくる
た・・・楽しい
ふ・・・腑に落ちる
わ・・・ワクワクする
よ・・・喜びを感じる

「こひしたふわよ」の感覚を指標にして、人生を選択し生きていくというものです。

コロナの影響があるなか、こんな風に仕事も人間関係も婚活もできればいいのですが、そんなの無理って思ってしまいますよね。

確かに、今の社会状況を考えると楽しいことばかりを考えていてもと思いますが、この状況のなかでも「こひしたふわよ」でいく方が案外上手くいくんじゃないかと思います。

少し振り返ってみると、私達はコロナウィルスの影響がある前から「苦労をする」とか「努力をしなきゃ」とか「そんなの無理、難しい」などをベースに人生を生きていたように思います。思い返してみると、これらは親の価値観で、親から入れられた暗示みたいなものです。

昭和の時代は努力しなければならない時代でした。戦後の高度成長期を支えて来られた方々は、「苦労して、努力をして成し遂げる」といった価値観を持っている方が多いのではないでしょうか。

結婚は特に我慢をしなければならない。というイメージがありました。「結婚は人生の墓場」なんておっしゃっている方もいましたよ。私の両親は、不仲で私が中学生の時に離婚していますので、経験からすると、結婚は苦労するものと思い込んでいました。

私は、心理的に病んだ時期もありましたので、だからこそ覆すぞ！という思いが強くあったように思います。

「求めよさらば与えられん」ですね。若い頃は、思い願いながら行動していくと、道は開かれると思っていました。

その甲斐あって、出会いやご縁に恵まれ願った方向に人生歩んでこれたなぁと実感しています。主人と出会い、結婚も楽しく過ごしています。最近は「こひしたふわよ」を取り入れて、より一層人生楽しくなっています。

やったぁ、親からの影響を脱却！

親からの影響を脱却するために、潜在意識について少しお話させていただきますね。

考えたり計算したり判断する脳の領域、つまり意識している顕在意識の部分は１０％に対して、感情、感覚、感性などの潜在意識（無意識）の領域は９０％以上の力関係だと言われています。

また、顕在意識の領域は、学習することによって身についていきますので、子どもの頃は、特に潜在意識（感性・感覚・感情など）の領域がほとんどです。

子どもの頃は、判断する能力はまだ未発達ですので、その頃の親の関わり方（否定的か肯定的か）や親の言葉は、潜在意識に入り心の深い部分に刻まれていきます。

親が「苦労と努力をして成し遂げる」や「楽しいことをして上手くいくはずがない」など、否定的で大変なことを言っていると潜在意識に入っちゃうんですね。

これは落ち着いて見直すと、単に暗示が入っただけということなんです。「上手くいかない」と思っている場合、親に入れられた否定的な暗示の可能性が高いんです。

今の時代、昭和の時代とは全く違い変化しています。親が育った価値観の暗示で縛られてしまうのは、もったいないです。「努力しないと」とか「○○しなきゃぁ」と、心に浮かびしんどくなってきたら「いつ入れられた暗示なんだろう」と客観視して下さいね。子どもの頃の親の関わり方がそんな感じだったなぁと気付いていくと、親からの影響が見えてきます。

気付かずに親から受け継いで、自分自身でも「暗示」し続けていますから、客観的に見れるようになっていくことで、「暗示」が解けていく第一歩になります。潜在意識に入ったとはいえ、意識できるようになっていくと「暗示」は解けていきます。

「暗示」に気づいて否定語は手放して「こひしたふわよ」で楽しことやワクワクすることを基準に選び生きていくと、波動を上げていくことができます。波動が上っていくということは、それに合った出来事を引き寄せていくと言うことなんです。この感覚で生きていくと、親の「暗示」はもう反応しなくなっていきます。

今まで、楽しいことやワクワクすることを基準に生きて来れなかった方は、ついつい否定的な方へ引っ張られてしまいますが、「自分はダメ」とか「社会が悪い」など、否定語が湧いてきたら「暗示」と気づいて、力を抜いて手放していきます。

自分が悪いわけでもなく、社会が悪いわけでもなく、親は良かれと思い子どもに言い聞かせた訳ですから、親が悪いわけでもないんです。「暗示」そのものの所為にしちゃいましょう！

やがて気がつくと「何だか、いい感じ」といった心の状態になっていき、そんな心の状態は「いい感じ」の出会いを引き寄せてくれると思います。

ぜひ「こひしたふわよ」をキーワードにして、人生をいい方向へと導いていきましょう。

ｂｙ　ＩＳＡ