仲良し夫婦研究家のAKI(夫)です。

例えば、ご主人が仕事人間で毎日夜遅くまで帰って来なかったり、休日は会社の人とゴルフばかりしていたりすると、奥様から「仕事と私とどちらが大事なの?」と言われかねません。これ、逆も然りです。

この時、まともに答えてはいけません。「仕事だよ」なんて言ったらえらいことになりますし、「お前に決まってるじゃないか」と言ったら「じゃあ何でゴルフばっかり行ってんの?」と更に問い詰められます。パートナーは「寂しい」ということですから、「寂しい思いをさせて、ごめん」が正解です。

このような状況になるのは、奥様がご主人の人生に参加しておらず、孤独を感じていることからきます。ご主人の人生に参加するためには、ご主人が奥様に仕事の愚痴を言うことです。「ああ、こういうことで悩んでいるんだ」「こういう嫌な思いをしているんだ」と分かり、ご主人に共感することで、一体感が生まれます。

ご主人からしても、奥様に仕事の愚痴を言うことで、ストレス発散になります。お酒を飲みながら同僚に仕事の愚痴を話して盛り上がるのもいいのですが、お金がかかるのと、同僚の愚痴も聞かないといけませんので、家で奥様に愚痴を言う方をお勧めします。

まあ、自分の仕事の愚痴を聞いてもらうためには、パートナーの仕事の愚痴も聞く必要がありますが、直接の利害関係が無い話なので、同僚の愚痴を聞くよりも聞きやすいと思います。

この時に、変に問題を解決しようとせず、ただ聞く(聴く)ことが大事ですね。愚痴を言う方はその方が満足します。

仕事の愚痴を言い合える夫婦っていいですよ。

by AKI