仲良し夫婦研究家のAKI(夫)です。

会社勤めしていて中堅になってきますと、リーダーシップ研修などを受ける機会も出てきます。モチベーション理論はリーダーシップ研修には欠かせませんが、その時によく出てくるのがハーツバーグの「動機付け-衛生要因理論」です。名前は一見難しそうですが、内容はいたってシンプルです。

これを仕事から結婚に置き換えてみると婚活においてお相手探しのヒントになるかと思います。

そもそも「動機付け-衛生要因理論」とは何かですが、仕事のモチベーションを左右する要因は、大きく2つの種類に分けられるということです。「あればあるほど満足度が高まるけど、無いからといって不満にはならないもの」と「ある程度満たされないと不満になるが、より多く満たされても満足度は上がらないもの」の2つです。前者は満足要因でありこれを「動機付け要因」と言い、後者は不満足要因でありこれを「衛生要因」と言います。

具体的には、満足要因(動機付け要因)は、仕事の内容そのものであったり、達成感や承認といったものです。不満足要因(衛生要因)は、仕事の環境面のことであり、会社の方針や社風だったり、上司や同僚との関係性や給与といったものです。

例えば、承認は大きなものであればあるほど満足度は高まりますが、承認が無いからといって不満にはなりません。また、上司や同僚との関係性が悪ければ不満になりますが、関係性がより親密になったからといって満足度がより高まるかというとそうではありません。

この理論で何が言えるかというと、環境面はあるレベルさえ維持されていればよく、仕事内容そのものの面白さを追求する方に力を入れるのがよいということです。

これを結婚に適用するとどうなるかです。結婚においても、満足要因と不満足要因の2つに分かれるように思います。

満足要因・・・結婚生活の内容そのもの。つまり、家事・育児(役割分担)、夫婦の会話、助け合い、居心地といったもの
不満足要因・・環境面のこと。つまり、住環境、生活レベル(収入)、義理の親兄弟との関係といったもの

結婚においても、環境面はあるレベルさえ維持されていればよく、結婚生活そのものの心地よさを追求する方に力を入れるのがよいのではないかと思います。

ということを考えると、お相手選びの際もこのことを考慮した方がよいといえます。例えばお相手の収入は多ければ多いほどよいというものではありません。収入が多いということは休む間もなく忙しく働いているということですから、出張ばかりで家にほとんどいないかもしれません。自分の収入と合わせて、どのくらいの生活レベルで暮らしたいのかを考え、そのレベルが維持できればよいということです(まぁ、あるに越したことはありませんが(笑))。大事なのは結婚生活そのものです。「その人と一緒にいて楽しいか、居心地がよいか、話し合えるか」をより大事にしてお相手を探すのがよいのではと思います。

by AKI

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