仲良し夫婦研究家のAKI(夫)です。「ありのままの自分でいられるパートナーシップ」を夫婦でお手伝いしております。
夫婦円満の秘訣「7つの習慣」の一つに「スキンシップ」があります。
スキンシップというと、ハグだったり、キスだったり、手をつないだり、というのがポピュラーですが、おすすめのスキンシップは、お互いにマッサージをし合うことです。
マッサージし合うことで、オキシトシンという幸せホルモンが出ます。オキシトシンが出ることで、ストレスが癒されたり、安らぎを感じたりします。
マッサージは、触れ合いによるオキシトシンだけではなく、優しく筋肉を揉みほぐすことによる気持ちよさも味わえます。しかも、夫婦間でお互いに行うとタダです。
私達夫婦は、就寝前に10~20分くらい、マッサージをし合っています。いつ頃から始めたのか記憶になく、多分、結婚してすぐに始めたように思います。
20年近く、マッサージをし合っていますが、最近は、このマッサージを発展させた「ペアヒーリング」を行っています。ペアヒーリングとは、お互いにヒーリングをし合うことです。
ヒーリングといっても、突如、サイキック能力に目覚めたわけではありません。昔からある単なる「手当て」です。「手当て」というのは、本来人間に備わっている自然な能力です。例えば、身体で痛いところがあると無意識に手を当てます。つまり、「手当て」は本能的な行為なんですね。
最近、NPO法人氣道協会というところで「整体」を少し勉強しまして、「愉氣」ということを学びました。「愉氣」というのは、気持ちや意識を向けること、集中することを言います。「手当て」も意識して行うと「愉氣」の一つです。掌に注意を集めて触る。そうすると誰でもヒーリングができます。
掌に注意を集めると気が高まってきます。高まった気は人と感応します。掌を通して気の交流が起こるわけです。
準備として、目の前で掌を合わせて、指先から息を吸って指先から吐く、というイメージで呼吸を数回行っておきます。
パートナーに俯せになってもらい、背骨に沿って掌を触れるか触れないかぐらいのフワッとした感じでスーッと優しく上から下に触れていきます。気の流れが滞っているところがあると、なんとなく違和感を感じますので、そこで手を止めて、優しく触れてヒーリングしていきます。
あるいは、左手を後頭部に当て、右手を仙骨に当ててヒーリングしたりもします。これ、無茶苦茶気持ちよいです。
こちらは、「気を送ろう」とか「不調なところが良くなるように」とかは一切考えず、ただポカンとして手を触れるだけです。こちらがポカンとすればするほど、つまり余計なことを考えないほど、気の感応が起こって、相手だけでなくこちらも気の通りがよくなり、更にポカンとしてきます。お互いに心と体が軽くなってきます。
ヒーリングした後には、マッサージもしたりしますが、その時も、何も考えずポカンとして、無意識に手が動くままにしておきます。すると不思議なもので、気の感応が起こって一体感を感じていると、必要な箇所に無意識に手が行くようです。
ヒーリングとマッサージをした後には必ず「極楽行ってましたぁー!」と感想が返ってきます。私もヒーリングとマッサージをしてもらうと直ぐに寝てしまいます。
ペアヒーリングのいいところは、リラックスできること、心地良さを味わえること、気の通りがよくなることにありますが、受ける側だけでなく、行う側も同様の感じを味わえるところがいいですね。
一度やったらやみつきですよ。
by AKI