ミラーニューロンというのをご存知でしょうか?
他人の行動を見て、自分自身があたかも同じ行動をとっているかのように反応する脳神経細胞のことです。
楽しそうに笑っている人を見るとこちらも楽しくなってくる、あくびがうつる、などのことです。
相手の行動と同じように行動したように再現しますので、自分が体験したように感じ、相手に共感することができる訳です。
つまり、「脳は感染する」ということです。
自然に感染するのであれば、自分にとって嬉しいものが感染したほうがよいですよね。
このミラーニューロンを婚活で活用する方法を考えてみました。
(1) 自分から好意を持つことで、相手にも好意を持ってもらう
(2) 真似したい人の側に行って、脳にインプットする
(3) 真似したくない人からは距離をとる
(1)自分から好意を持つことで、相手にも好意を持ってもらう
誰かを嫌っていると、なぜか相手も自分を嫌っているように感じることってありませんか。嫌っているとそれが態度に出るということもありますが、ミラーニューロンも大きく影響しているように思います。
これを逆に考えると、相手に好意を持つと相手にも自分に好意を持ってもらえるようになるということです。
余程、「生理的にムリ!」でない限り、お相手のよいところを見ることで、「ああ、いいなぁ」「こういうところ素敵!」と好意を持つようになり、それが相手の脳に伝わり、相手にも自分に好意を持ってもらえるようになる、ということです。
(2)真似したい人の側に行って、脳にインプットする
「あのようになりたい!」と思う人の側に行って、自分の脳にインプットして、その感覚でもって行動することで、なりたい状況を引き寄せるということです。
その時に、新婚でラブラブな人の側に行って、自分もラブラブ状態になろうと考えるのは、ちょっとやめた方がよいです。脳にインプットする替わりに、自分の脳の中に「嫉妬」が生まれるからです。
それよりも、「なんかいいよなぁ」と思えるような、できれば年配の仲の良いご夫婦の側に行くことをお勧めします。年齢が離れていれば「嫉妬」は起きませんし、「いつまでも夫婦仲良く暮らすモード」の脳の状態を自分も感じることで、お相手選びにも活用できるからです。「いつまでも夫婦仲良く暮らすモード」の脳の感覚を覚えておきますと、お相手とお付き合いしていく中で、「この人とだったら同じ脳の感覚を感じるかな?」と確認できるからです。
(3)真似したくない人からは距離をとる
真似したくない人の脳は伝染しないようにしたいものです。そのためには距離をとることです。
ご両親の夫婦仲があまりよくない場合は、少し距離をとった方がよいかもしれません。
脳に伝染するだけでなく、結婚によいイメージが持てません。親から自立して、真似したい人を探すことをお勧めします。
世の中、探せば、仲の良いご夫婦はいるものです。但し、仲のよいところを見せると周りに嫉妬されるので、あまり、大っぴらに仲のよいところは見せませんが。
以上、婚活にミラーニューロンを活用する3つの方法を書きましたが、結婚するために活用できるものは何でも活用しましょう。
by AKI