親から自立して結婚をし、次の世代を築いていくことは、多くの方が望んでいることではないでしょうか。

もちろん、結婚が人生の全てではなく、結婚しないで自立した人生を歩んでいる方もいらっしゃいます。

今回は、親からの自立をテーマに婚活から結婚生活を有意義に過ごす方法を考えていきたいと思います。

 

1.4つの自立

自立といっても、身の周りのことから経済的な自立まで、4つの自立があります。
身辺自立、経済的自立、社会的自立、精神的自立です。

例えば、親から経済的援助を必要とせず(経済的自立)、実家から出て一人暮らしを
して身の周りのことは全て自分でこなし(身辺自立)、仕事も重要なポジションを任さ
れ(社会的自立)、親から「早く結婚しなさい」などと言われても「そうね」と動揺
せず(精神的自立)にいられたら、どんなに人生過ごしやすいでしょうか。

全ての自立を達成することが理想ではありますが、一度にこなそうとすると、ハードル
が高く「やーめた」とエネルギーが尽きてしまいます。

できるところから、どんなことからならできそうか考えていきましょう。

現在はひと昔前よりも平均年収は下がっており、一人暮らしをするのは経済的に
無駄があると思い実家でという選択もありますよね。

そんな時は、実家でお世話になりながら一人暮らしの家賃や光熱費分は預金したいもの
です。きちんとどれくらい預金をするのかを考えて、婚活や結婚のための目標額があり、
実家で確実に預金額を増やしている場合は、立派な経済的自立だと思います。

実家で親と暮らしている場合の重要なポイントは、精神的自立です。

今月は、いくら預金できるなと思っていても、親からの「早く、結婚しなさいよ」とか
「○○しなさい」という言葉にイラっとしてしまい、思わず洋服やバックを衝動買い
して「ああー!なんてこったー!」というのは一番避けたいところです。

親からの言動に一喜一憂せずに、自分らしくいられたら楽ですね。

同居している時の自立のポイントは精神的自立ですが、精神的自立ができていると、
結婚してからの夫婦関係、子育てにもとても役立っていきます。

2.親からの精神的自立、その方法(4つのポイント)

同居している場合は毎日顔を合わせますし、同居していなくても電話やメールでも親御
さんとの関わり方で、心が揺れ動く時があります。同じことを友人のお母様に言われて
も気にならないのに、自分の親は何故、あんなに「心が揺れ動くのか」と思われるので
はないでしょうか。お互いに依存し合い関係性が近いからなんです。

そこで なんとか精神的自立を促す方法があります。

実行は少し難しいですが、方法は簡単なので今日から取り組んでみて下さいね。

①笑顔で挨拶

「ええー!親や兄弟姉妹に笑顔で挨拶なんてできないわ!」とは言わないで下さい。

笑顔は、関係性を良好なものにすることもできますし、自分が幸せになるための笑顔で
もあるのです。

関係性が良好なら、「ここぞ」という時に自分の考えや意見が通りやすくなります。

笑顔はそれだけではありません。笑顔をつくるためには口角を上げないといけませんが、
口角が上がった時に笑筋というお顔の筋肉を刺激することができます。

笑筋を刺激すると脳に伝わり、集中していたり安定している時に出るアルファ波と
いう波形を脳が示すようになります。

アルファ波は、ナチュラルキラー細胞と言う免疫に関係する細胞の活性化にもなり
ますので、精神と健康の両面の効果が期待できます。

引きつりながらの笑顔でも、大丈夫なんですよ。

ホンマでっか!TVで、印象評論家としてご活躍の重太みゆき先生が取り組んでいる
笑顔を世界に広げようプロジェクト、Ⓜスマイルトレーニングでは「フェイシャルフィ
ードバック」効果と呼んでいます。

引きつりながらの笑顔でも続けていると、脳は「あれー、何か楽しいのかな」
と錯覚をして「段々楽しくなってきた」と気持ちを切り替えるきっかけにもなるのです。

重太みゆき先生は「幸せだから笑うのなんてナンセンス。私達は幸せになるために笑う
んです」との名言がありますが、私も共感しています。

日頃、笑顔なんて意識したことはないし、毎日顔を合わす家族には「特に笑顔なんて」という方は
お顔の笑筋をはじめ表情筋が硬くなっているものです。それには、Ⓜスマイルトレーニングでお顔
の表情筋をほぐすと自然な笑顔になっていきますので、Ⓜスマイルトレーニングをご希望の方は、
お問い合わせ下さい。ご一緒に、素敵な笑顔になりましょう!!

笑顔は良好な関係性作りと、自分の健康とストレスに強くなる精神的安定のために意識して下さいね。

②逆説的な言葉は使わない、あるいは減らしていく

逆説的な言葉といいますと「でもね。だけどね」と相手の言った言葉を否定する返し言
葉です。

親の言った言葉を「そう。そうね。なるほど」と聴き、違うなと言う時は「そう?そうかなかな?
そういうこともあるかもね」と否定はせずに受けていきます。

ここが難しいところですので、いつもいつもというわけにはいきません。始めは3回に
1回から、気分が良い時に2回に1回というペースで意識していきます。

意識していくことが大切です。意識していないと「何言ってんのよ。違うわよ」と反論
してしまいます。すると親は「もっと言ってあげないと、この子はわかっていないわ」
とより口うるさくなっていくものです。

「そうね」といっても言うことを聞くのとは違います。「親の考えはそうなのね」とい
う意味ですので、「親の考えを尊重しているわ。私の考えはこうよ」と心のなかで整理
しておきましょう。

③親の希望や依頼で可能なものは気持ち良く行動する

「親は口うるさい」と思っていると、ちょっとした頼まれごとも「イヤイヤ」にやってしま
います。そこは、友人との関係を思い出して下さい。やれることは、気持ち良く引き受
けていますよね。

親も同じです。「ちょっと、廊下の電球を変えて」と依頼されて、年齢を重ねた母より
も自分が変えた方が早いと思えば「いいよ、変えるね」と、椅子を持って来て気持ち
良く変えます。

④できない時は、丁寧にお断りをする

頼まれたことを全て、気持ち良くなんて引き受けることはできません。できない時は、
お断りするのはとても自然なことで、イヤイヤ引き受けるより誠意が感じられます。

お断りをする時も「友人」との関係で、お断りをする時を思い出すと分かりやすいです。
親との関係も「人対人」の関係に変わりはありません。家族であってもお断りする時は、
丁寧にお断りするのは、大人の関わり方ですし、喧嘩にもなりません。

距離感も取れて無理をしない分、自分の人生、仕事に集中できるものです。精神的自立
には、親との距離感がどの位が負担にならず、程よく関われるのかを考えていくことでも
あります。

例えば、「次の日曜日、壊れかかっている洗濯機を買いにいくけど付いて来て」と親に
頼まれ、仕事で疲れているからゆっくりしたいなという時は

「お母さんごめんなさいね。今、仕事が忙しくてね。疲れているのよ。身体を
ゆっくり休めさせてね」と、状況を伝えると、受け入れてもらいやすいです。

今まで、いつも親の希望に沿ってきたという方は、根気よく諦めないで距離を取ってい
って下さいね。ついつい「うるさいから」と、自分を後回しにして希望に沿わないこと
です。無理に付き合って、喧嘩をしてエネルギーのロスになるようなことは避けましょ
う。

いかがでしょう。一つひとつは、至って単純で簡単な方法ですが、実行が難しいと思わ
れたのではないでしょうか。

何故、難しいのか?

3.親からの精神的自立が難しい理由

昨日今日の関係性ではなく、あなたの年齢分の関係性という長いお付き合いだから難し
いのです。その分、とてもやりがいのある取り組みでもあります。

家族との程良い距離感や関わり方を身に付けると、他の関係性が関わりやすくなって
くるからです。

長い間の関係性の他に、日本ならではの特徴もあります。「育ててもらった恩を親にお
返ししなければ」という「親孝行」の文化です。今は、あまり意識されなくても
DNAに刷り込まれているのではないかと思う位、潜在的に影響しているように思います。

子供を育てるのは、エネルギーが必要なので親への感謝は当たり前です。しかし、感謝
をすることと親にお返しすることは、違うように思います。

私達は動物ですので、自然界の動物を考えてみましょう。動物達は、子育てを終えたら
子供から離れていきます。大人に育つと次は自分が子育ての番です。親に返すのではな
く、子供を育てて次の世代に繋げる役割があります。親にお返しする分のエネルギーを
子供に注いでいくことが、自然なサイクルです。

自然界の動物のように、完全に離れるのではありません。私達は、日本人ですし、親へ
の気遣いは大切なことですし、美しい文化ですよね。

できることと、できないことを考えて、できないことまでやろうと考えないということ
です。可能な範囲で、自然な動物に戻っていくということです。

動物のようにいかないのは

どうしても親に引っ張られてしまうのは、現代社会の核家族化ということもあります。
少子化に伴い、一人のお子さんに親の期待がかかってきます。私達は、親の期待を肌で
感じ、どこかで応えないといけない(応えたい)と、思うものです。

親の期待に応えるのはしんどいので、先程の「そうね」と言うと、親は「期待に応え
てくれる、言うことを聞いてくれる」と思うのではないかと心配して言えないのです。

もう一点「そうね」の大切さは相手を尊重することです。相手の考えや思いを尊重する
ことですが、親に自分の考えを尊重してもらっていないなという方は「そうね」と言いにくいです。

ここは、焦らず小さな積み重ねと意識です。「自分のため、自分のため」

3回に1回でも「そうね」と言うごとに親の小言が減り、衝動買いが減る。「そうね」と
受けるコミュニケーション力で「1,000円、預金ができる」と思って。(笑)

たった1,000円ではなく「そうね」だけでいいのですから、アルバイトと考えると
良い儲けでしょう。(笑)

『「そうね」は、親の思いを尊重し距離がとりやすい』→『親から精神的自立ができる』
→『親からの小言が減る』→『衝動買いが減る』→『預金が増える』→『経済的自立に繋がる』
といった具合です。

精神的自立は「自分を尊重し、相手も尊重する」ことですから、社会に出ても有利なコ
ミュニケーション力です。「社会的自立」にも繋がっていきます。

『精神的自立』→『経済的自立』→『社会的自立』とここまで、考えて行動する力がつい
てくれば『身辺自立』は、自然にルーチンワークになっている可能性が高いです。

もちろん、必ずこのサイクルではありませんので、自分が今やれる自立から取り組んでいきましょ
う。面倒な炊事、洗濯、掃除からでもOKです。毎日、面倒なことを続ける「身辺自立」も自立の力が
ついていくものです。

親との関係は、長く近い関係なので、距離感が難しいところがあります。友人との関係を思い出しながら人対人の関わり方を忘れずに関わってみて下さい。全ての期待に応えようとせず「できることと、できないこと」の整理も大切なポイントです。

どんなことからでも構わないので、毎日コツコツ意識できることを続けて、婚活から自
分の思い描く結婚生活へと繋げていきましょう。

4.「分かってはいるのだけど」という時

「分かってはいるのだけど、なかなか難しいなぁ」という時は、FAP療法が助けになってくれますよ。

分かっていてもできないことは、幼少期の体験から来る「トラウマさん」が原因となっていることがあります。「トラウマさん」を解消していく方法は色々ありますが、その中の一つにFAP療法というのがあります。現代催眠をベースとして、大島信頼氏らが開発したものです。辛い体験を思い出す必要はなく、負荷の少ない方法です。(FAP療法についてはこちら

by ISA

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