仲良し夫婦研究家のAKI(夫)です。「ありのままの自分でいられるパートナーシップ」を夫婦でお手伝いしております。
先日、NHKの番組(あしたも晴れ!人生レシピ「晩婚で見つけた幸せのカタチ」)を見て感動しました。
72歳の男性と92歳の女性の新婚さんが取材されていました。奥様の方はとても92歳とは思えず「オホホホホ」と上品に笑う姿が印象的でした。奥様は若い頃は上皇后様(美智子様)と軽井沢で一緒にテニスをされたそうでお嬢様育ちとのことでした。
お二人共に、伴侶に先立たれての再婚です。
ご主人は奥様のことを「優しくて純粋な人」、奥様はご主人のことを「装うことをせず自然体」と仰っていました。
夫婦円満の秘訣については、夜寝る前に腕枕しながら気持ちを込めて「今日一日ありがとう」とお互いに労い合うとのことでした。
ご主人が仰っていた「夫婦のいたわり合い、感謝がお互いに大事ですね」、奥様が仰っていた「二人だけでしょう。遮るものがない。お互いに純粋に語り合える」という言葉が胸を打ちました。
また、ご主人が「ああしよう、こうしよう、と夢を語り合っている。夢を共有している」と仰るのを聞いて感動を覚えました。というよりも勉強させていただきました。
私は最近、還暦になり、「ああ、もう還暦かぁ」なんて思っていましたが、このお二人を見て自分が恥ずかしくなりました。私なんかまだまだ若造ですね。
奥様が仰っていた「お互いに純粋に語り合える」というのは夫婦円満の最強の秘訣なんだと思います。
「お互いに」「純粋に」「語り合える」、それぞれが大切な要素ですね。
「お互いに」というのは、一方通行ではダメということであり、お互いが話したり受け止めたりが大事という意味だと思います。
「純粋に」というのは、「正直に」「飾らずに」「ありのままに」という意味であり、こんなことを言ったらどう思われるだろう、なんていうのは考えもしないということですね。
「語り合える」というのは、自分自身の物語を持っているということです。それは魂の物語であり、その魂の物語をお互いに語り合うということなんだと思います。
私達夫婦も毎日、食事をしながら語り合っています。また、寝る前にはお互いにマッサージをし合っています。が、たまに妻(伊左代さん)から「気持ちこもってる?」なんて突っ込みがあったりしますので、この番組を見てちょっとだけ反省した今日この頃です。
by AKI