仲良し夫婦研究家のAKIです。「ありのままの自分でいられるパートナーシップ」を夫婦でお手伝いしております。
「愛するとは互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることだ」。これはサン・テグジュペリが「人間の大地」の中で語っていることです。
この文章に出会って、「なるほど。そうだよな」と感じましたので、それを伊左代さん(妻)に話してみました。
AKI
サン・テグジュペリがこんなこと言っているんだよね。「愛するとは互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることだ」って。
へーえ。そう
ISA
AKI
「一緒に同じ方向を見つめること」って、例えば趣味が同じというのは分かりやすいけど、趣味が同じでなくても「人生楽しもう」という考えが同じであれば、それも「一緒に同じ方向を見つめること」になるんじゃないかと思うんだよね。
「人生を楽しむこと」って別に夫婦じゃなくたって、誰でもがそう思っているんじゃないの?
ISA
AKI
そう言われればそうだなぁ。
それに、お互いが違う方向を向いていても、それを受け入れることが愛することなんじゃないの?
ISA
AKI
仰る通りです。
一緒に同じ方向を見つめることが愛すること、というのはどういうことなんだろうね。
ISA
AKI
この言葉の後には「同じザイルに結ばれて、ともに頂上を目指すのでなければ、仲間とは言えない。向き合うのは頂上に着いてからでいい。」ということが書かれている。究極の状態では、同じ方向を目指して一心同体でない生き抜いていけない。その根底には「愛」がある、という意味なんだと思う。
なるほど。それだったら分かるわー。最初に趣味の例を出すから分からへんねん!
ISA
AKI
すまん。助け合いながら同じ方向を向いて進んでいくと考えた時に、同じ方向というのをどう捉えるかが大事になってくるよね。狭く捉えてしまうと「同じ」では無くなるし、広すぎると「誰でも一緒」になってしまうし。人生において何を大事にしているか、ということかもしれないね。ところで、我が家は何を大事にしているんだろうね?
愛に決まってるやん!
ISA
AKI
厳しいツッコミは、「愛」のムチなのね。
by AKI