仲良し夫婦研究家のAKI(夫)です。
「家庭サービス」という言葉は、最近聞かれなくなりました。普段は遅くまで仕事や接待、休日も接待ゴルフのお父さんがたまに家族でどこかに出かける時に使っていた言葉です。今どき、「家族サービス」なんて言おうものなら「何言ってんの。普段からやらんかい!」って言われかねません。
「仕事のために家庭がある」のか、あるいは、「家庭のために仕事をする」のか。どっちかではなく、どっちもだと思います。仕事と家庭がのどちらかが目的でどちらか手段と固定されるものではなく、どちらも目的でもあり手段でもあるということです。両方のバランスをとり、お互いが循環するということだと思います。ワークライフバランスとはよく言ったもので、とても分かりやすいネーミングだと思います。
バランスを取るというのは、何事もそうですが、両方を調整していくことです。つまり、仕事も家庭もともに調整できるぐらいの力が要るということです。とても大変なことで、ストレスのかかることです。
今、日本では「働き方改革」ということで、ワークライフバランスが浸透してきていますが、上司の世代は「家庭サービス」全盛の時代に若い頃を過ごしてきましたので、頭では分かったつもりになっても、肌感覚としてはなかなか馴染めないのではないかと思います。そういうのは無意識に言葉や態度で出ますので、若い人にとっては感覚の違いはとてもストレスになります。
理解してくれる上司が少ない中で、仕事と家庭のバランスを取るという大変なことをやるためには、話し合えるパートナーがいると心強いですよね。
by AKI
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