仲良し夫婦研究家のAKI(夫)です。「ありのままの自分でいられるパートナーシップ」を夫婦でお手伝いしております。

幸せになるために一番必要なのは「感じる能力」である。これが今回のテーマです。

「感じる能力」といっても性感帯のことではありません。まぁ、これも大事と言えば大事ではありますが。

感じるというのは「ハートで感じる」ことの方です。

ドラマとか映画とかを見ていて、感動で涙が出て来る時って、どこで感じているんでしょうね? 普段はこんなこと考えもしませんけど、あらためて思い返してみると、どうもハート(胸)のあたりではないかと。だから「ハートで感じる」という表現になるのだと思います。

幸せ、優しさ、豊かさ、安らぎ、温かさ、喜び、愛、といった「人生で本当に欲しいもの」は全て「感じる」ことでしか手に入りません。

例えば、美味しい料理を食べて、「美味しいなぁ」「あぁ、幸せだなぁ」と言えるのは、そのように「感じる」ことができているからなんですね。

「美味しいなぁ」という舌の感覚で終わるのか、更にそこから「あぁ、幸せだなぁ」とハートでしみじみと感じるのかという違いです。

但し、これは食べる時のシチュエーションにもよります。忙しくて仕事のことを考えながら食事をしている場合は、多少、「美味しいなぁ」とは思っても、幸せを感じる余裕はありませんからね。

でも、時間的な余裕があっても、必ずしも「あぁ、幸せだなぁ」と感じるわけではありません。むしろ感じない人の方が多いように思います。

何故、「あぁ、幸せだなぁ」と感じる人が少ないのか? それは、現代人は「考えて」ばかりいるからです。

朝から晩まで、考えて、考えて、考えて、・・・ばかりいますよね。考えることが止まない限り、感じることはできません。考えている時は、過去か未来に行っていますので、「今」にいません。「今」にいないと感じることはできないからです。

感じるためには「今」にいることが大前提になります。「今」にいることではじめて感じることができるようになります。

そして、今まで感じることをあまりしてこなかった場合は、感じる能力が低下している可能性が高いので、感じる能力を高める必要があります。

ではどうやって感じる能力を高めるのか? それは体を通じて感覚を養うのです。

初恋をした時、胸が「キュン」となりましたよね。「キュン」となったところ、そこがポイントです。そこはハートチャクラの中心です。

その部分を意識的に感じてみるのです。この時、考えたり、イメージしたりするのではありません。胸の中の体の感覚を感じるのです。

胸の中の体の感覚を感じ続けていると、そこから何かが広がっていくのが感じられるようになります。

これをやり続けることで、感じるという感覚が育ってきます。つまり、感じる能力が高まってきます。

なお、ここで感じるもの、例えば、幸せ、優しさ、豊かさ、安らぎ、温かさ、喜び、愛というものは、感情ではありません。

感じるという感覚を育てて、感じる能力が高まれば、幸せ体質になったことになります。

感じる能力が高いということは、ちょっとしたことにも感じる、つまり敏感になるということですので、誰かにちょっと親切にされただけで、「ありがたいなぁ」という気持ちになります。ちょっとしたことに「幸せ」を感じられるようになります。

結婚生活というのは、ありふれた日常生活です。そのありふれた日常生活を「感謝」と「幸せ感」で過ごすためには、感じる能力を高めて幸せ体質になることです。

パートナー探しと並行に、ハートで感じる能力を高めて、今から幸せ体質になりましょう。

by AKI