仲良し夫婦研究家のAKI(夫)です。結婚相談所を通じて「ありのままの自分でいられるパートナーシップ」を築くお手伝いをしております。

初めて「お見合い」をされる会員さんは、どんな会話をしてよいか分かりませんので、事前にアドバイスを求められることがあります。

まず、会員さんの今までの異性とのお付き合い状況や、気になっている点をまずお聞きした上で、会員さんに必要なことをお話しています。

共通的には、以下のようなアドバイスを差し上げています。但し、あれもこれもというとそれに気をとられてしまうので、大事な点だけをまずはいくつかお話しています。

1.お見合いの目的は「また、会いたい」と思ってもらうこと

「また、会いたい」と思ってもらうことがお見合いの目的です。よく勘違いされるのは、お見合いは「相手を見定めにいくこと」と思っておられることです。お見合いの席で自分としては気に入っても、お相手から気に入られなければその先はありません。見定めるのは後でゆっくりできますので、まずは自分が気に入られること、「また、会いたい」と思ってもらうことが必要です。

どうすれば「また、会いたい」と思ってもらえるか? それは「楽しい時間だった」と思ってもらうことです。

そのために、自分自身が楽しい会話の時間を過ごしましょう。自分が楽しくないと相手も楽しくはなれません。とは言っても自分だけが楽しければいいわけではありません。

会話はキャッチボールです。会話がつまらないと感じさせるのは、自分のことを一方的に話すパターンがほとんどです。

2.第一印象を大事に

合った瞬間の0.5秒での第一印象がとても大事です。

とにかく「笑顔で挨拶」。これしかありません。

3.目の前にあることを話題にする

いきなり「趣味は?」と聞くのはあまりにもお見合いっぽいので、「おしゃれなカフェですね」とか「これ、なかなか美味しいですね」とか、まず、目の前にあることを話題にしていくと、取って付けたようは会話にならずに済みます。

今、目の前に見えること、今、やっていることを材料に会話を広げていけば、話題は尽きることはありません。話題に困った時にも使えます。

4.話を聞いてもらった感を大事にする

会話は「質問に答える」「答えたら質問する」のキャッチボールですが、「趣味は何ですか?」「料理です。あなたの趣味は何ですか?」「旅行です」という表面的な会話だけではつまらないので、掘り下げていくような会話にします。

自分の知らない趣味や仕事の話題でも、「どんなところが面白いのですか?」と聞くと興味を持って聞くことができます。相手の関心に関心を持ちましょう。

話を受ける時は、単純応答をします。「そう」「ええ」「へえ!」「そうなんだ」とかの応答をすると、相手は聞いてもらった感を感じます。

感情がこもった話になった時にその感情に合わせて「それは大変でしたね」など言えたら満点です。

5.別れ際にさりげなく気持ちを伝える

お見合いにおいては、相手の返事をその場で白黒はっきり聞くことはタブーですので、自分がまた会いたいと思っている気持ちをさりげなく伝えます。

但し、ストレートに「自分は、また会いたいです」と言ってしまうと、相手に返事を強要しているように感じさせてしまいますので注意が必要です。

「先程話の出た〇〇というレストラン、今度行ってみたいですね」とか「またお話できると嬉しいです」とか

別れの挨拶の際には、楽しかったお礼の言葉を伝えます。

以上が、お見合いに特有の共通的なアドバイスです。

「また、会いたい」と思ってもらうために、お互いに楽しい会話の時間を過ごす。これさえ忘れなければ大丈夫です。

by AKI

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