私は母親の顔色を見て育ったので、人に会う時は「相手が自分をどう思うのだろう?」と自動的に相手視点で考えてしまい行動するところがありました。
子どもの頃に身に付いたものは、なかなか抜けないものです。
「相手が自分をどう思うのかよりも、自分がどう関わりたいのかが大事」と大人になって気づいても人に会うと「どう思われるのか」になっちゃうんです。これって、かなりしんどいものです。
子どもの頃の感覚のまま反応しているだけなので、自分の性格が弱いせいだと責める必要はありません。自分を責めると、より緊張してしまいます。
婚活されている場合は、落ち着いて今の状況に集中し相手の方とお会いしたいものです。「どう思われるのだろう」と反応しちゃうと自分らしく振る舞えず、ぎこちなくなってしまいます。
婚活をされている方もそうでない方も、ぎこちなくなってしまう反応を緩めるために、今すぐにご自身でできる方法として「呼吸」がおススメです。
以前は、落ち着くため、リラックスするために「呼吸」をゆったりしようと思っていましたが、そうなると「落ち着きのない自分」を意識しちゃうのでアウト!なんですね。
そこに「やっぱり私ってダメ」と判断しちゃうと、これまたアウト!ドツボにはまってしまいます。
単純に、「吸って」「吐いて」「吸って」「吐いて」を繰り返し、早いなら早いまま、無意識に行っている呼吸そのままでいいんです。無意識に行っている呼吸にそのまんま感覚を集中することで「無意識さん」が自由な感覚を教えてくれるようになります。
「呼吸だけでは、落ち着かないな」という場合は、幼少期のことが「トラウマさん」となっていることも考えられます。
私自身のことですが、今は「呼吸」に感覚を向けることで、自由な感覚を味わうことができるようになりましたが、そうなるまでは「母の影響」をFAP療法で遮断していく必要がありました。
FAP療法で「トラウマさん」を解消すると、自分の感覚を取り戻し穏やかな心の状態を実感できるようになりました。
母との共依存の影響を外すことで、自分の快・不快の感覚を大切にできるようになり、不快に感じることはどんどん減らしていきとても楽になりました。
今ではFAP療法の上級コースを取得し、シャンティAKIでも取り入れています。
まずは「呼吸」に感覚を向けて、無意識さんを起動させてみて下さいね。無意識さんが起動し活性化されてくると、楽にいけますよ。
by ISA
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FAP療法を知るための本(とても分かりやすく書かれています)
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