仲良し夫婦研究家のAKI(夫)です。「ありのままの自分でいられるパートナーシップ」を夫婦でお手伝いしております。
お互いがありのままでいられるためには、お互いが「聴き上手」になることです。余計なことを言わずに聴いてくれるパートナーだと、気持ちを正直に話せますよね。
「聴き上手」は夫婦円満の秘訣ですが、「聴き上手」は男性でも女性でも異性にモテるようになりますので、結婚前から「聴き上手」になることをオススメしています。
「聴き上手」になるためのコツは、「うんうん」とか「そう」とかの相づちを打つことと、余計なことは言わないことにあります。
この余計なことを言わないというのがちょっと難しいんですね。つい良かれと思って言ってしまいます。
アイメッセージというものがあります。「あなたは・・・した方がよい」と言うよりは「私は・・・と思う」の方が受け入れてもらいやすいというものです。
確かに、アイメッセージの方が言い方は柔らかいのですが、「気づかせたい」「気づいてほしい」という気持ちが潜んでいると相手は敏感に感じ取ってしまい、結局同じではないかと思います。
この「気づかせたい」「気づいてほしい」というのが曲者なんですね。
「気づいてほしい」ことの中身は、聴き手が持っている信念や価値観のようなものであり、「こっちがいいよ」と引っ張ろうとしていることになります。
「聴き上手」になるためには、この「気づかせたい」「気づいてほしい」という気持ちが出てきたらそれを脇に置いておくことです。
どうしても何か伝えたいことがあれば、話が終わった後で、自分のこととして話をするのがよいと思います。「私が聴いていて気になったのは・・・」ということであれば、聴き手自身のことですので、余計なことを言っているとはとられません。しかも、気になったのは聴いている方ですので、話し手は放っておけます。
でも、案外、「私が聴いていて気になったのは・・・」という「気になったこと」は気づきを促すことだったりします。
これを意識し過ぎて、「私が聴いていて気になったのは・・・」というフレーズを「気づかせたい」ための一つのテクニックになってしまってはいけませんけど。(笑)
by AKI
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FAP療法を知るための本(とても分かりやすく書かれています)
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