仲良し夫婦研究家のAKI(夫)です。「ありのままの自分でいられるパートナーシップ」を夫婦でお手伝いしております。
スキンシップ(触れ合い)はオシキトシンという幸せホルモンを出す働きがあり、夫婦仲が良くなる秘訣であることは以前から知っていましたが、最近、それに関してもっと面白いことを知りました。
出典は「手の治癒力」(山口創著)です。
この本によると、オキシトシンの効果を長期に渡って維持するためには、常にスキンシップなどの親密な行為を通じて脳に刺激を繰り返し与えて活性化させる必要があるそうです。そして、同じオキシトシンのレベルを維持するためには、男性は女性の2倍から3倍も触れ合う必要があるそうです。
理由は、女性ホルモンのエストロゲンがオキシトシンの効果を倍増させてくれるのに対して、男性ホルモンのテストステロンはオキシトシンの効果を減らしてしまうためだそうです。
また、抱擁に関する実験についても書かれていて、オキシトシンは1人の相手と22回の抱擁をしたあとにようやく脳内に放出されるそうです。つまり、スキンシップに即効性はないということですね。
これらの実験結果からすると、いつまでも夫婦円満を続けるためには、特に男性の方がスキンシップが必要であり、有効であるということみたいですね。
日本人は、ハグという習慣がありませんので、スキンシップを継続するのに一番良いのは、マッサージをし合うことではないかと思います。これは経験からですけど。
マッサージのし合いは、心地良い上に、オキシトシンが出てストレスも軽減されるし、ちょっとした会話もできるし、いいことづくめですよ。
男性の方は結婚して時間が経ってくると周りの影響を受けて、スキンシップが恥ずかしくなってきますので、新婚時代から始めちゃうのがオススメです。婚活している方は、覚えておいて下さいね。
by AKI
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FAP療法を知るための本(とても分かりやすく書かれています)
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