仲良し夫婦研究家のAKI（夫）です。「ありのままの自分でいられるパートナーシップ」を夫婦でお手伝いしております。

こんなお悩みを聞くことがあります。２０代女性の悩みです。

「転勤の多い方と結婚すると、転勤になった時に仕事を辞めて一緒についていくか、仕事を継続するために別居婚をするか、とても悩みそう。」

専業主婦全盛の時代でしたら、悩むことなく、仕事を辞めて一緒についていったんでしょうが、今の時代は共働きが当たり前ですし、女性も仕事でのキャリアを積みたいと考えておられる方が多いので、とても悩ましい問題だと思います。

それぞれのメリット、デメリットがあります。

仕事を辞めて一緒についていく場合で考えてみます。

メリットは、まず何といっても一緒にいられる時間が長いということです。新婚ならば、尚更一緒にいたいですよね。
仕事を辞めて、ご主人の転勤先の場所で仕事を探す場合、非正規になるかもしれませんが、一つの会社の中だけでは経験できないような色々な経験が積める可能性があります。（今の時代、会社の寿命が短くなっているので、一つの会社の中だけで経験を積む方がリスクがあるかもしれません。）
子宝に恵まれた場合、男性の育児参加率が低いとはいえ、一緒に生活した方が別居婚よりは子育てはしやすいと思います。
２０代ですので、子宝に恵まれて早く子育てが終わったなら、まだ３０代半ばです。仕事でのキャリアアップがそこからバリバリとできます。正社員が難しければ、色々な経験を積んでいますので、自営の道も選択肢に入ってきます。３０代で結婚して出産する場合は、責任のある立場になる時期と重なりますので、両立はとても大変になります。２０代だからこそのメリットがあります。

一方、デメリットは勿論、入社した会社を辞めなければならないことです。正社員と非正規では確かに給料や待遇は違いますので、勿体ないです。出世の道を歩みたいのであれば正社員でないとできません。希望の会社や職場環境が良くてやりがいのある仕事ならば尚更です。

仕事を継続するために別居婚をする場合のメリット、デメリットはそれぞれこれとは逆になります。

他にも、メリット、デメリットはあると思いますし、それ以外にも、子育てする時の親のサポートが得られるかどうかとか、自分の人生目標なども考える必要があります。

こういったメリット、デメリットを考えた上で、最終的には、「自分が一番大切にしたいことは何か？」を自分の心に聞いて決めるのだと思います。

自分の心に聞く時に、既成概念（～すべきである）が強すぎると聞けませんので、その時はＦＡＰ療法の出番ですね。（ＦＡＰ療法についてはこちら）

ＦＡＰ療法では、簡単な方法で「心に聞く」ことができます。

by AKI