仲良し夫婦研究家のAKI(夫)です。「ありのままの自分でいられるパートナーシップ」を夫婦でお手伝いしております。
外出自粛が続いています。これからゴールデンウィークを過ぎるまで、どれだけ接触を減らせたかが、今後どれだけ外出自粛が続くかの分かれ目になりますね。
この先の仕事のことなど心配はありますが、とにかく今は、「おうちで過ごそう(STAY HOME)」ですね。できる限り人との接触を少なくする。今できることはまずこれですね。
今、多くの人は、出掛けることといったら、食品の買い出しと散歩ぐらいですね。スーパーのレジや郵便局の窓口など、人と接触するところでは、感染防止のためにビニールシートで仕切っているところが増えました。
一人暮らしの方は、レジや窓口でのちょっとした会話もなくなってしまいましたので、本当に一日誰とも会話しない日があるのではないでしょうか。
人って人恋しいもので、やはり誰かと会話したい、触れ合いたいと思うのではないかと思います。
もう何十年も前ですが、大学生の頃に一人暮らしをしていて、4年生にもなると暇で何もすることがなく、家にずっと一人でいると、ストレスが溜まってきて、「誰かと話したーい!」という気になったことを思い出します。
そういうことを考えると、やはりパートナーや家族っていいですよね。こういう時だからこそ、結婚相談所をやっていてよかったと思います。
さて、今、「おうちで夫婦仲良く」と題して、シリーズ物で書いています。おうちで長時間、快適に過ごすためには、同居しているパートナーとの関係性がとっても大切になりますし、パートナーとの関係性を見直すチャンスでもあります。
今回のテーマは、「自分を癒やす」です。
夫婦間に少しヒンヤリした風が吹いているような場合、いきなり関係性を取り戻そうとしても無理が出てしまい、逆効果になる場合があります。少しずつ距離を縮めていくことが大事ですね。
パートナーに対して優しくなるためには、まず自分自身の心が満たされて、余裕がないとできません。
そのためには、まず自分で自分を癒やすことからです。
お互いに自分の時間・空間を持つ。その時はお互いに干渉しない。そっとしておく。
それぞれ一人になれる時間や空間があればよいのですが、部屋の都合上、難しいという場合は外へ出るなりして工夫したいですね。
そして、相手に期待をしないことです。期待をするから期待通りにならなかったら不満になるのです。自分の期待にぴったり応えてくれることなんてそうそうありませんからね。
自分の時間・空間が確保できたら、自分の好きなことをやりましょう。「えっ! そんなこと言ったって、私の好きなパチンコ店閉まっているじゃん!」となるかもしれませんが、身の周りを探すと意外なものが面白かったりしますよ。子供って遊びの天才ですよね。何でも身の周りのものを遊び道具にしてしまいますよね。
例えば、私が最近始めたのは、お経というか真言(マントラ)を覚えることです。今、「十三仏真言」を覚えている最中です。不動明王「のうまくさんまんだ ばざら だん せんだま かろしゃだ そわたや うんたらた かんまん」とか。
別に目的があってやっているわけではありません。ただなんとなく覚えたくなったというだけです。でもやってみると、「今日はここまで覚えられた」といった達成感とか「あれっ?覚えたつもりだったのに」といった残念感とか色々と感じて面白いですよ。全部覚えられたら何か格好いいしね。
一般的に「遊び」というのは仕事ではありませんので、目的なんかありませんよね。一銭にもならないこと、意味もないことをただ楽しいからというだけでやりますよね。
そう考えると、「遊び」を見つけるには、意味もないことを敢えてやってみるのもよいかと思います。勿論、以前から時間があればやりたかったことや、定年になったらやってみようと思っていたことを、時間がある今やってみるのもよいかと思います。
「遊び」はいくらでもありますので、子供のように遊ぶ。これで、自分自身を癒しましょう。
パートナーとの関係性を修復するのはその後です。
意外なものが楽しかったりすると、それが夫婦間での話題の一つになります。
私が覚えている最中の真言(マントラ)ですが、妻に話をしたら「私も知りたい!」となりました。まあ変な夫婦ですね。
案外、そんなことが夫婦間の話題になったりするんですよね。
by AKI
========================================= =========================================
FAP療法を知るための本(とても分かりやすく書かれています)